養護教諭

■著者:小倉学
■定価:2,100円(税込)
■ISBN4-8278-1149-0

 

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「養護教諭の専門性」に一生をついやした小倉先生の歴史的名著。
「養護」という名の教諭の本質、教育と専門職の本質の職務を述べる。

 

養護教諭

1.専門職とは
 1.1 はじめに−専門職と専門性−
  1)専門職の意味
  2)専門性の観点
 1.2 専門職の要件
  1)ユニークで明確で,社会に不可欠なサービス
  2)職務遂行における知的技術の強調
  3)長期の専門教育(知的訓練)
  4)職務遂行における広い範囲の自律性
  5)自律性の範囲内で行った判断と行為に対する個人的責任
  6)自己規制する総合的な職業団体の形成

 

2.学校保健の変遷
 2.1 はじめに
 2.2 学校保健の制度的変遷
  1)明治期
  2)大正期
  3)昭和期−戦前
  4)昭和期−戦後
 2.3 学校保健の質的変遷
  1)医学的学校衛生
  2)教育的学校衛生
  3)戦時の学校衛生

 

3.養護教諭専門職化の過程
 3.1 養護教諭職制化の過程
  1)学校看護婦執務指針
  2)学校看護婦に関する件
  3)国民学校令と養護訓導執務要項
  4)戦後の養護教諭
 3.2 養護教諭専門職化の背景
  1)学校保健の変質との関連
  2)学校経営の近代化と養護教諭
  3)看護の専門分化と養護教諭の機能

 

4.学校保健の意義・構造
 4.1 学校保健の目的と意義
  1)学校保健とは
  2)学校保健の教育における役割と意義 −保健管理を中心に−
  3)学校保健の保健管理としての特質
 4.2 学校保健の組織と構成
  1)学校保健関係職員
  2)学校保健の構成
 4.3 保健管理の領域・側面・方法
  1)主体管理
  2)環境管理
  3)生活管理
 4.4 学校保健活動の過程
  1)問題の発見と選定
  2)学校保健診断
  3)計画化
  4)実施
  5)評価

 

5.養護教諭の専門的機能
 5.1 養護の現代的把握の必要性
 5.2 専門職化の過程から見た4層の機能
  1)学校救急看護の機能
  2)集団の健康管理の機能
  3)教育保健における独自の専門的機能
  4)人間形成の教育(教職)機能
  5)狭義の養護と広義の養護
 5.3 学校保健と養護
  1)保健指導の意味
  2)学校保健と保健指導−学校保健の3分野−
  3)養護教諭が行なう保健指導の意義
  4)学校教育・学校保健と養護−要約として−

 

6.養護の内容
 6.1 いわゆる16項目と11項目
 6.2 アメリカのスクール・ナースの機能

 

7.養護教諭の機能の体系化(試案)
 7.1 13項目(試案1)
 7.2 10項目(試案2)
 7.3 機能体系化の試み(試案3)
 7.4 養護教諭の専門的機能(試案4)

 

8.教師集団への適応とアプローチ
 8.1 適応の問題点と関連条件
  1)職場の人的環境
  2)養護教諭自身の要因
 8.2 教師集団へのアプローチ
  1)組織的活動の推進
  2)民主的な組織活動
  3)養護教諭・一般教師間の相互理解
  4)ニードの共通化
  5)漸進的・日常的なアプローチ

9.養護教諭養成の現状と課題
 9.1 各種の養成過程とその問題点
 9.2 4年生大学における養成の意義
 9.3 米国スクール・ナースの免許要件
 9.4 大学養成課程設置上の課題

 

資料集
 資料1 学校看護婦執務指針(大正12年)
 資料2 学校看護婦の適当なる普及方法及職務規程(大正12年)
 資料3 学校看護婦ニ関スル件(昭和4年)
 資料4 養護訓導執務要項(昭和17年)
 資料5 養護教諭−学校保健計画におけるその職務(昭和24年)