ストレスマネジメント・テキスト

ストレスマネジメント・テキスト

ストレスを知り、じょうずにつきあうために!

ストレスマネジメント・テキスト

ストレスマネジメント教育実践研究会(PGS)編
編集代表:大野太郎・高元伊智郎・山田冨美雄
ISBN: 978-4-8278-1239-8
定価: 3,080 (税込)
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教師のためのストレスマネジメント解説書!

ストレスマネジメント教育とは、ストレスをコントロールすることで、心身の健康を保ち、よりよい生活を送るためのスキルを獲得する教育です。

あらゆる生活場面で応用でき、しっかりとした原理が備わっているために誰が教えても統一性があり、分かりやすいというのもこの教育の特徴の一つです。



そのため、「キレる」「学級崩壊」などと言われ、子どもたちの心身の健康を維持・増進することが重要な課題となっている今、ストレスマネジメント教育の必要性が重要視されています。

本書は、専門書としてストレスマネジメントの基礎知識が身につき、学校におけるストレスマネジメントの基本理念や効果、具体的な授業方法など分かりやすく解説しています。

目次

第1章 ストレスマネジメント教育とは  

 1.健康教育としてのストレスマネジメント教育  

 2.一次予防としてのストレスマネジメント教育  

 3.ストレスマネジメント教育の考え方・進め方   

  1)ストレスの定義   

  2)ストレッサー,ストレス反応,コーピング    

  3)ストレス発生の機序   

  4)ストレスの弊害  

 4.ストレスマネジメント教育の目標  

 5.ストレスマネジメント教育の理念  

 6.授業評価,提出課題  

 7.ストレスマネジメント教育の効果測定  

 8.ストレス評価関連資料   

  1-1)ライフイベンツ    

  1-2)日常イライラ尺度(DSS)   

  1-3)ストレス尺度   

  1-4)気分評価尺度   

  1-5)ストレス反応尺度(DSS)   

  1-6)ストレス・コーピング・シート    

  1-7)行動観察チェックポイント・シート   

 1-8)ストレスマネジメント自己効力感尺度(DSS)   

  1-9)授業評価シートA   

  1-10)授業評価シートB



第2章 ストレスマネジメント教育・指導の進め方  

 1.授業案について   

  1)授業案の位置づけ   

  2)ストレスマネジメント教育を実施する上での基本的事項  

 2.指導展開例   

  1)ストレスとは?(ストレスを知り,じょうずにつきあう 良いストレス,悪いストレス)     

  資料2-1・ストレス,ストレッサー,ストレス反応   

  2)良いストレッサー,良くないストレッサー(ストレッサーの強さを測ってみよう)   

  3)あなたのストレス反応(悪玉ストレスの影響,ストレス反応を測ってみよう)   

  4)ストレス流れ図(ストレス・すごろく)   

  5)気分と体の変化を知る    

  6)行動でストレスしのぎ,ストレスの流れとコーピング    

  7)良くないコーピングの代表選手,ストレッサーの力を弱くする,なくす   

  8)ストレッサーをなくす・弱める(ストレッサーへのコーピング法-1,2,3,4)     

  資料2-2・アサーション(自己主張)   

  9)評価を変える(評価へのコーピング法-1:あたり前に考える)     

  資料2-3・あたり前に考える秘訣   

  10)評価を変える(評価へのコーピング法-2,3:前向きに考える 自分にやさしい言葉を使う)     

  資料2-4・輪ゴムパッチン法   

  11)気分をしずめる(気分へのコーピング法-1:リラクセーション・トレーニング)     

  資料2-5・あなたの特別な場所   

  12)気分をしずめる(気分へのコーピング法-2:腹式呼吸)     

  資料2-6・腹式呼吸   

  13)気分をしずめる(リラックスしていることを知るには,リラクセーションによる気分の変化)   

  14)体の興奮をしずめる(スポーツで気分がどのように変わるか測ってみよう)   

  15)万能薬のコーピング(社会的支援 あなたを助けてくれる人たち)     

  資料2-7・ストレスとソーシャルサポート   

  16)ストレッサーを予測する(ストレスカレンダー ストレスをためないための下準備:生活管理)     

  資料2-8・ストレスカレンダー     

  資料2-9・24時間時計   

  17)ストレスをためやすい人,ストレスに強い人   

  18)もう一度ストレス反応を測ってみよう(ストレス・コーピング・シート)      

  資料2-9・認定証



第3章 ストレスマネジメント教育の実際  

 1.どのように教えるか   

  1)ストレスマネジメント教育のタイプ     

   (1)予防対象別による分類    

   (2)対象者の年令による分類    

   (3)場による分類    

   (4)期間による分類   

 2)公教育の場でのストレスマネジメント教育    

   (1)短期単発型ストレスマネジメント教育    

   (2)短期継続型ストレスマネジメント教育    

   (3)選択科目長期継続型ストレスマネジメント教育    

   (4)総合的学習としてのストレスマネジメント教育    

   (5)道徳教育でのストレスマネジメント教育    

   (6)少人数校,へき地校でのストレスマネジメント教育  

 2.実践事例・実践の進め方   

  1)小学校    

   (1)小学校低学年 道徳科「心の忍法の修行をしよう」    

   (2)小学校5年 体育科「心の健康」(小規模・へき地校)    

   (3)小学校5年 体育科「心の健康」(保健学習)   

  2)中学校    

   (1)中学校2年 選択授業「ストレスに強いリカコちゃんの秘密」    

   (2)中学校3年 進路学活「『生きる力』を育てる『ストレスマネジメント教育』」    

   (3)中学校2年 選択制総合人権学活「健康コース:ストレスマネジメントで心も体もすっきり」    

   (4)中学校3年 選択履習・保健体育科「アクティべーションと体ほぐし」    

   (5)中学校1年 道徳授業「ストレスってなんだろう」    

   (6)中学校2年 道徳授業「ストレスへの対処法」    

   (7)中学校2年 総合的な学習「自己実現をめざす新教育課程『京都プラン』」   

  3)高等学校・大学・専門学校    

   (1)高等学校 高校で行われるべきストレスマネジメント教育の意義    

   (2)大学 ウェルネス教育としてのストレスマネジメント教育    

   (3)専門学校 社会福祉を目指す専門学校生のためのストレスマネジメント教育   

  4)地域へのストレスマネジメント教育    

   (1)スクールカウンセラーによるストレスマネジメント教育    

   (2)地域の教育力支援としてのストレスマネジメント教育    

   (3)学校が災害に巻き込まれた時のストレスマネジメント教育



第4章 座談会:ストレスマネジメント教育実践へのヒント  

 1.なぜ今ストレスマネジメント教育か  

 2.自分で問題解決できない今の子ども  

 3.ストレスに弱い大人を作ってきた教育  

 4.教育に期待しなくなった日本人  

 5.問題解決を学ぶ場の必要性  

 6.自分探しの教育として  

 7.ストレスマネジメントはどの教科でできるか  

 8.ウェルネス教育  

 9.ストレスマネジメントのロール・モデル  

 10.大人が変われば子どもも変わる  

 11.スクールカウンセラーの役割  

 12.地域教育に生かす










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