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「性に関する相談が増えているけれど、どう対応すればよいか悩んでいる」
「家族の問題や過去の傷つき体験が背景にあるケースは、学校でどこまで扱ったらよいのだろう」
性にまつわる事象への理解と対応においては、子どもの育ちの経過や生活環境(生育歴)の把握、知識や情報に基づくアセスメントと実践のためのスキルが求められます。
子どもの性の発達は個人差が大きいものです。
子どもの性的言動が年齢相応といえるのか、それとも課題があると捉えるべきなのか、どんなふうに介入したらよいのかが明確でないまま、日々、試行錯誤しながら対応しているのが現状ではないでしょうか。
本書では、性にかかわる問題の背景となる、子どもの過去の苦痛なできごとや手当てがされなかった傷つき体験を意味するトラウマを「こころのケガ」とみなし、「トラウマのメガネ」をかけることで子どものこころのケガを理解し、手当てをしていくアプローチを紹介します。