ようこそ、ゲスト様
はじめに
本書の特徴
第1章 どうして今、「生命(いのち)の安全教育」なのか
1.子どもを取り巻く性犯罪の現状と課題
2.「生命(いのち)の安全教育」の考え方と内容
第2章 アンコンシャス・バイアスの視点を指導に取り入れよう
1.アンコンシャス・バイアスと「生命(いのち)の安全教育」
[1]「アンコンシャス・バイアス」とは?
[2]「生命(いのち)の安全教育」におけるアンコンシャス・バイアスとは?
2.生活の中にあるアンコンシャス・バイアス
[1]指導のポイント
[2]活用場面、指導の流れ
[3]生活の中にあるアンコンシャス・バイアスの事例
事例1:誰のハンカチ?
事例2:突然くすぐられたらどうしよう?
事例3:着替えしているところを見られたら?
事例4:友だちにハグしようって言われたら?
事例5:背が高いのはいいのかな?
◆第2章・解説① アンコンシャス・バイアスは誰にでもある
3.学校生活、行事などに合わせた指導の進め方
◆第2章・解説② 発達段階に応じた「生命(いのち)の安全教育」を
第3章 子ども・保護者・教職員からの相談Q&A
ケース1:Aさんの担任からの相談 登山ガイドから子どもへのセクハラ被害
ケース2:Bさんの担任からの相談 子どもから教員への度重なるスキンシップ
ケース3:Cさんの担任からの相談 子どもたちのグループチャットでのトラブル
◆第3章・解説① 法律的な観点から考える各ケースの対応方針
ケース4:Dさんの保護者からの相談 家族共有タブレットでの子どもの性的な動画視聴
ケース5:Eさんからの相談 SNS のDM(ダイレクトメッセージ)によるコスプレモデルの依頼
ケース6:Fさんの担任からの相談 子どもによる更衣室での盗撮
◆第3章・解説② 正しい知識が子どもを守る
第4章 実践編
1.すぐに授業で活用できる実践例
[1]低学年の指導案
[2]中学年の指導案
[3]高学年の指導案
2.ショートバージョンの指導例
[1]健康診断や発育測定前の指導
事例A:新学期の健康診断で見た目について聞かれたら?
[2]水泳や宿泊行事前の指導
事例B:着替え場面で、他の人の体を見たり、自分の体を見せたりする人がいたら?
[3]登下校(一人で出歩いているとき)の安全指導(不審者対応の安全教室)
事例C:一人でいるときに知らない人に声をかけられたら?
[4]SNS でのやりとりについての生活指導(スマホ安全教室などの補足指導)やいじめ防止の指導
事例D:仲良しグループのSNS で友だちの外見のことについて投稿があったら?
◆第4章・解説 子どもの実態に応じ、機会を捉えた指導の工夫
資料集
・保護者への通知(例)
・低学年のアンケート
・中学年のアンケート
・高学年のアンケート
・第2章・事例1のワークシート
・第2章・事例2のワークシート
・第2章・事例3のワークシート
・第2章・事例4のワークシート
・第2章・事例5のワークシート
・第4章・低学年のワークシート
・第4章・中学年のワークシート
・第4章・高学年のワークシート
・第4章・事例Aのワークシート
・第4章・事例Bのワークシート
・第4章・事例Cのワークシート
・第4章・事例Dのワークシート
・第4章・低学年のスライド資料
・第4章・中学年のスライド資料
・第4章・高学年のスライド資料
・歌唱教材:Don’t touch me!(ドント タッチ ミー)
・歌唱教材:No Go Tell!(ノー ゴー テル)
資料集データのダウンロード方法
おわりに
《11月27日発売開始》
低学年・中学年・高学年の実践例3本のほか、ショートの指導でも活用できる事例9本を収録!
子どもたちを性犯罪・性暴力の当事者にしないため、いま、全国の学校等において「生命(いのち)の安全教育」が推進されています。本書では、これまでのアプローチにアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)の視点を加えた、小学校での実践例を紹介! アンコンシャス・バイアスが性犯罪・性暴力の被害や加害、傍観のリスクを高めるほうにネガティブに働く可能性にも気づかせるため、子どもたちの身近にありそうな事例を4コマまんがにして取り上げ、3人のキャラクター(アンちゃん・コンちゃん・シャス博士)とともに学べる工夫もしました。また、要所要所で専門家(教育ICTコミュニケーター、スクールソーシャルワーカー、弁護士、CAPスペシャリスト、大学教授)による解説も入り、実践していく上での理解をさらに深めることができます。本書資料集の全データがダウンロードでき、はじめて「生命(いのち)の安全教育」に取り組む際にも活用できるオススメの1冊です。